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(左上)潮岬風力実験所での気圧(黒,hPa)と風速(赤,m/s)時系列. (右上)「ちきゅう」での気圧,風速時系列. (中)2019年3月10日1600UTCの気象庁メソモデルの海面気圧(実線,hPa)と2019年3月10日のJAMSTEC海洋同化システムJCOPE2Mの海面水温(陰影,&#8451;)と&#9632;潮岬,&#9632;ちきゅう,&#9679;ウミガメの位置. (下)ウミガメの水温鉛直分布時系列(2日間平均からの偏差,&#8451;,縦軸は海面からの深さ,m) 今後の展望 現在、地震・津波監視のための海底ケーブル網は日本の太平洋側に展開中であり、台風や爆弾低気圧は頻繁にその上を通過する。バイオロギングによる大気海洋観測も日本が世界に先駆けて研究を進めている。このような他分野のシステムや技術の活用によって、台風や爆弾低気圧といった海上で発達する気象擾乱の下で一体何が起こっているのかを明らかにすることで、気象海洋の理解を深め、予測技術の向上につなげたい。 参考文献 1 Kuwano-Yoshida, A., and S. Minobe, 2017: Storm-Track Response to SST Fronts in the Northwestern Pacific Region in an AGCM. J. Clim., 30, 1081–1102, doi:10.1175/JCLI-D-16-0331.1. 2 Domingues, R., and Coauthors, 2019: Ocean Observations in Support of Studies and Forecasts of Tropical and Extratropical Cyclones. Front. Mar. Sci., 6, 1–23, doi:10.3389/fmars.2019.00446. 3 Harcourt, R., and Coauthors, 2019: Animal-Borne Telemetry: An Integral Component of the Ocean Observing Toolkit. Front. Mar. Sci., 6, doi:10.3389/fmars.2019.00326. 4 Yonehara, Y., Y. Goto, K. Yoda, Y. Watanuki, L. C. Young, H. Weimerskirch, C.-A. Bost, and K. Sato, 2016: Flight paths of seabirds soaring over the ocean surface enable measurement of fine-scale wind speed and direction. Proc. Natl. Acad. Sci., 113, 9039–9044, doi:10.1073/pnas.1523853113. 5 Goto, Y., K. Yoda, and K. Sato, 2017: Asymmetry hidden in birds’ tracks reveals wind, heading, and orientation ability over the ocean. Sci. Adv., 3, e1700097, doi:10.1126/sciadv.1700097. 6 Yoda, K., K. Shiomi, and K. Sato, 2014: Foraging spots of streaked shearwaters in relation to ocean surface currents as identified using their drift movements. Prog. Oceanogr., 122, 54–64, doi:10.1016/j.pocean.2013.12.002. 7 Narazaki, T., K. Sato, and N. Miyazaki, 2015: Summer migration to temperate foraging habitats and active winter diving of juvenile loggerhead turtles Caretta caretta in the western North Pacific. Mar. Biol., 162, 1251–1263, doi:10.1007/s00227-015-2666-0. 8 Wada, A., M. Kunii, Y. Yonehara, and K. Sato, 2017: Impacts on local heavy rainfalls of surface winds measurement by seabirds. CAS/JSC WGNE Res. Act. Atm. Ocean. Model., 47, 25. 9 Miyazawa, Y., X. Guo, S. M. Varlamov, T. Miyama, K. Yoda, K. Sato, T. Kano, and K. Sato, 2015: Assimilation of the seabird and ship drift data in the north-eastern sea of Japan into an operational ocean nowcast/forecast system. Sci. Rep., 5, 17672, doi:10.1038/srep17672. 10 Miyazawa, Y., A. Kuwano-Yoshida, T. Doi, H. Nishikawa, T. Narazaki, T. Fukuoka, and K. Sato, 2019: Temperature profiling measurements by sea turtles improve ocean state estimation in the Kuroshio-Oyashio Confluence region. Ocean Dyn., 69, 267–282, doi:10.1007/s10236-018-1238-5. 研究紹介 地球惑星科学の最先端 はじめての地球惑星科学 受賞・論文掲載 関連サイト 専攻図書室 地球物理学教室 地質学鉱物学教室 地磁気世界資料解析センター 地球熱学研究施設 地球科学輻合部 理学部/理学研究科 京都大学 PAGE TOP All Rights Reserved, Copyright , Division of Earth and Planetary Sciences, Graduate School of Science, Kyoto University

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